相手方とひとつ屋根の下で同じ空気を吸うのもつらい精神状況であったものの、経済的な事情などから別居をすることも難しく、家庭内別居状態が続いていました。
相手方が離婚に応じないことから、同居しながら離婚調停・裁判を進め、最終的には相手方が自宅から退去する内容で離婚が成立しました。
離婚調停や裁判となってくる場合には、どこかのタイミングで別居することが多いですが、事案によっては別居すること自体が難しいこともあります。
同居しながら相手と争い続けることには負担を伴いますが、その中で離婚と自宅の取得という最も望ましい解決が得られた事案でした。