2026.05.07コラム

LINEの返事をしなかったら怒られるのは、モラハラになるのか?そのLINE、大事な証拠になるので辛くても消さないで!

今やLINEは家族間の連絡ツールとしても使われるようになって久しいかと存じます。

LINEは、送られてきたメッセージを開封すれば既読がつくなど、便利な機能も多いですが、夫婦の関係性がぎくしゃくしてくると、このLINEの返信や送信されること自体が精神的負担になってくるときがあります。

では、パートナーから送られてきたLINEの返事をせず怒られるのは、モラハラになるのでしょうか。

たとえば、夫の帰りが予定よりも遅く、「どこにいるの?」「何しているの?」と尋ねる行為は、妻として心配の気持ちからですから、これがモラハラになることはありません。

しかし、これが、夫が仕事中であるにもかかわらず、「5分以内に返信して。」「今いる場所を写真を撮影して送って。」などのメッセージを繰り返し送信し、夫が帰宅すると激怒するということが繰り返されれば、これは、夫に対する過度な行動制限と監視であり、モラハラに当たります。

また、妻の家計の支出に疑問があるとき、それを指摘することは当然よいのですが、「半日以内に回答しなければカードを止めます。」「いつ返事するんですか。」「貴女の仕事を放棄するんですか。」などと怒りに任せて続けて送り、さらに、返事をしなかったことを責めれば、妻に対する人格否定であり、モラハラに当たります。

さらに、いくら話をしたいという要求であっても、短時間に尋常でないメッセージの数を送信したり、電話をかけ続けることは、心理的恐怖を与えます。

別居後であれば、ストーカー規制法に該当する行為にもなってしまいます。

家族だけでなく友人や職場など生活に浸透しているLINEに、パートナーからのモラハラ的なメッセージが度重ねてくると、精神が疲弊します。

ただ、そのLINEが大事な証拠になります。ですので、辛くても消さず、相談のときにお持ちいただきたいです。