夫が休日に１人で出かけていたこと、特定の女性と頻繁にＬＩＮＥのやりとりをしていたことから、夫の不貞が疑われました。
しかし、夫の性格上、問い詰めたところですんなり不貞の事実を認めるとは思えなかったことから、まずは証拠を集めることにしました。その結果、夫がその女性と旅行に出かけていることや、妻と離婚してその女性と一緒になろうとしていることがわかる証拠を集めることができました。
その後、夫が不貞の事実を隠したまま離婚を切り出してきたことから、こちらから夫の不貞の証拠を提示し、最終的に、こちら側に有利な離婚条件で離婚することができました。
配偶者の不貞を疑った場合、まずは事実確認しようと直接本人に問い詰めたくなる方が多いです。しかし、不貞をしているという自分に不利な事情を素直に認める人はほとんどいません。また、疑われていることに気づけば、バレないように慎重に行動するようになりますから、そこから証拠を集めることはとても難しくなってしまいます。
つらく、不安な気持ちはあるかと思いますが、離婚する、しないにかかわらず、まずは相手を泳がせて証拠を集めることが重要です。